地方の伝統衣装がトラブルに:金貨つきの服を着た女性、出国できず
2008年11月11日付 Jam-e Jam 紙

【事件部】金貨が縫い付けてある「伝統衣装」を身にまとっていた地方の女性が、スウェーデンのストックホルム行きのフライトに搭乗できないというトラブルが発生した。

 本紙ジャーメ・ジャムの報告によると、2日前、エマーム・ホメイニー空港の入場ゲートに駐在する革命防衛隊の隊員がテヘラン発ストックホルム行きのフライトのセキュリティーチェックをしていたところ、不審な女性客を発見、女性隊員同伴のもと調べたところ、この女性がオーバーコートの下に50枚もの金貨が縫い付けてある服を着ていたことが判明した。

 このため隊員らはこの女性に不審を抱き、さらなる取り調べのため、女性を警察署に連行した。この若い女性は、警察に以下のように陳述しているという。「私はただ、ストックホルムに住む親戚に会いに行こうとしていただけなのに、空港の入場ゲートで捕まってしまいました。私が着ていた服は伝統衣装で、金を密輸するつもりなどありません」。

 この女性の供述をめぐって、今後さらなる取調べが続けられる予定だ。

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( 翻訳者:綿引香緒里 )
( 記事ID:15129 )