ダチョウ肉の需要、増加傾向に
2008年11月04日付 Jam-e Jam 紙

【アミーレ・ラアリー】近頃多くのチェーン店やプロテインショップで売られている新商品の一つといえば、ダチョウの肉を挙げることができる。ダチョウの赤身肉がイランの消費者市場に販路を得てすでに10年以上が経つが、十分な需要がなく、ダチョウ肉の調理法も浸透していなかったため、これまでスーパーで見かけることはあまりなかった。

 しかしここ数ヶ月間のうちに、大型店でのダチョウ肉の取り扱いが始まり、ダチョウ肉をメニューに加えるレストランまで登場するようになっている。

 現在ダチョウの畜産場の数が増え、それに伴ってダチョウ肉の供給量が増加したことで、1キロあたりのダチョウ肉の価格はパック入りで12,500~13,000トマーン〔約1250〜1300円〕となっており、昨年と比較して20%下落している。

 ダチョウ肉市場の関係者らは、市場での需要が拡大すれば、価格はさらに下がるだろうとの見通しを示している。というのも、いまだ十分な需要が確保されていないため、畜産場で屠殺されるダチョウの数も極めて低い水準にとどまっているからだ。

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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:15139 )