高等選挙委員会によれば、チョルムには2人の知事が…
2008年12月22日付 Radikal 紙

住所に基づく有権者名簿でまたスキャンダルが起こった。3月29日に実施予定の地方選挙で、チョルムのヒュセイン・ポロイ元県知事と現職のムスタファ・トプラク県知事が有権者登録されている。ポロイ元県知事はこれに介入し、二人の県知事が同じ県で任務につき、同一住所で登録されているという問題を解消させた。

2007年2月24日に2年半勤めた県知事から行政裁判所判事員に選出されたポロイ元県知事は、何週間か前に張り出された有権者名簿に名前が掲載されていないのを見て、行動を起こした。高等選挙委員会のインターネットサイトからトルコ共和国ID番号によって照会をさせた。ポロイ元県知事は、住民登録をアンカラに移しているにもかかわらず、現在もチョルムの県知事公邸で生活していると登録されていた。これを受けてポロイ元県知事は、チョルム県の住民登録局に電話をかけ、住民登録をアンカラに移したことを明らかにし、間違いを訂正させた。

■母親が住民登録している家は「空家」として登録
この事態を受けて小規模な調査が行なわれると、ポロイ元県知事の母親が何年も住んでいる家が有権者リストに「空家」と示されていたことが明らかになった。地方選挙で投票するために有権者名簿を確認していたポロイ元県知事の母親には、住んでいる家が「空家」として登録されていることが知らされた。

この間、高等選挙委員会は、類似した出来事が起こっているため、住所による有権投票者名簿の苦情を分析した後、数日中に決定を下す予定である。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:15390 )