イスタンブルで一人当たり1.57平方メートル 都市問題解決プロジェクトで
2009年01月02日付 Hurriyet 紙
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イスタンブル広域市が進める「イスタンブルプロジェクト」の一環として、大学の参加により市の問題への解決策を探るプロジェクトが出てきている。

ファーティフ大学地理学科の研究員ファーティフ・カラさんは、修士論文で『イスタンブルのレジャー活動調査および継続可能なレジャー計画の開発』というテーマで研究を行った。同研究によれば、一人当たりのレジャースペースはカナダのオタワで33平方メートル、トロントで15.7平方メートル、ハンブルグで17.2平方メートルであるのに対し、イスタンブルでは1.57平方メートルだ。

また、余暇にレジャーを楽しむ人はイスタンブル人口のわずか37.6%で、30%は余暇にレジャー以外の活動をし、29.7%はテレビを見ている。レジャーとして、イスタンブルの人々は一般的にピクニック、フットボール、バスケットボール、散歩をしている。施設が不十分なためテニスやウォータースポーツといった活動はされていない。イスタンブルの人々によれば、レジャースポットの最も大きな問題は不潔、混雑、施設の不十分さ、管理の不十分さ、信頼性だ。(レジャースポット:人が時間が空いたときに、遊んだりスポーツをして進んで活動できる場所)

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:15467 )