トルコ政府のガザ調停外交、世界が関心示す ガーディアン紙も評価
2009年01月06日付 Zaman 紙

イスラエルのガザ地区への攻撃をやめさせるためにトルコ政府が行った取り組みが、海外でかなり注目されている。
イギリスのガーディアン紙では、「各国外交官たちは、トルコが(外交の)舞台裏で重要な役割を果たしていると述べている」と書いている。同紙は、ハマスはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「イスラーム主義的なバックグラウンドの中」から出てきているので信用しているとしており、「トルコ政府は、的確に人を選んで対話している。中立な立場に立つ調停者とみなされている。誠実でスペシャリストである」といった見解も掲載した。イギリスのガーディアン紙は、ガザ危機に関するトルコ政府の懸命な外交努力を評価する記事で、「各国外交官たちは、トルコが舞台裏で重要な役割を果たしていると述べている。トルコ政府は、世界に向かってハマス側のあらゆる停戦案を国連に伝えると申し出た」と掲載した。

■「トルコ政府高官、ハマスと「イスラーム聖戦」の指導者と会合」
トルコ政府高官が先週ダマスカスでハマスおよび「イスラーム聖戦」の指導者たちと話し合いの場をもったとするガーディアン紙は、この2つの組織は西側諸国すべてにボイコットされているとした。新聞は以下のように続けている。「トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「イスラーム主義的なバックグラウンドの中」から出てきているので、ハマスに信用されている。ある外交官は、「トルコ政府は的確に人を選んで対話している。中立な立場に立つ調停者とみなされている。誠実でスペシャリストである」と述べた。ガーディアン紙は、シリアのワリード・アル・ムアッリム外務大臣がアンカラを訪問した際に記者会見が行われたが、その時述べられたアンカラ訪問の理由についての説明が、トルコが果たしている役割の大きさを表しているとしている。

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( 翻訳者:大田垣綾子 )
( 記事ID:15504 )