イスラエル側が500人死亡したら、ヨーロッパの外交官は休暇返上しただろうに
2009年01月07日付 Zaman 紙
http://medya.zaman.com.tr/2009/01/07/olum.jpg
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イスラエルがガザで引き起こした悲劇に対し、今まで無関心だったドイツメディアから6日、初めて異なる視点の声が上がった。

ドイツメディアは、12月27 日に始まったイスラエルの攻撃について、初めからずっと、軍事作戦は正当だと主張する報道を行い、イスラエルが放った爆弾による破壊を示した写真の下にさえ、軍事衝突がパレスチナのロケット攻撃の結果引き起こされたというキャプションを付けていた。

しかし6日、ドイツ国営テレビのARDのニュースで放送された見解では、イスラエルがガザに対する経済制裁の撤廃に向けた合意を実行せず、そして休戦を短期間で破って緊張を高めたと報じられた。同報道では、イスラエルが取ったこの姿勢の後、ハマスが反撃を始めたことが強調される一方、EUの首脳らがイスラエル政府に対しだんまりを決め込んでいると非難した。
「根本的な問題はイスラエルを支持する国々にある」との見出しが付けられたニュース解説では、ガザ地区で死亡したパレスチナ人の数が500人を超えたことに注意を引き、「もし死者がイスラエル人だったら、ヨーロッパの主要な外交官は年始休暇をすぐに取りやめていただろうに」と語られた。

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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:15513 )