共和人民党の公式HPでは、エルゲネコン捜査で拘束された人々を擁護
2009年01月13日付 Zaman 紙

共和人民党(CHP)の公式インターネットサイトは、エルゲネコン・テロ組織訴訟の枠組みで拘束された人達を擁護するバーチャル・プラットフォームと化している。

共和人民党執行部は、エルゲネコン事件の容疑者たちの無罪を訴えるコラムを、インターネットサイトに掲載している。最近の逮捕劇の後、イルハン・セルチュク、アリ・スィルメン、ベキル・ジョシュクンといったコラムニストによるコラムも同サイトのトップに掲載された。

エルゲネコンの弁護人を自称する共和人民党のデニズ・バイカル党首は、アンカラのギョルバシュでの発掘調査で何十個もの爆弾と武器が出てきたにも関わらず、組織に対する支持を続けている。バイカル党首は、エルゲネコン事件の容疑者たちは立派な人達であると述べる一方で、こうした不当な扱いを防ぐために闘うと語ったことがあった。

共和人民党のインターネットサイトもデニズ・バイカル党首の発言と同じ方向性で記事を載せている。エルゲネコンを擁護し、訴訟を批判するコラムニストたちのコラム記事は、日刊で党員たちに配信されている。共和人民党のホームページでは、最近ではジュムフリイェト紙コラムニストのひとりイルハン・セルチュクによる「クーデターは既に起こっている」と、アリ・スィルメンによる「エルゲネコンの追従者たち」という記事が掲載された。
また、ヒュッリイェト紙コラムニストであるベキル・ジョシクンによる「組織のどこに目を向けるべきか」と、ソズジュ紙からはメフメト・チュルケルによる「耐えがたいこと」というタイトルの記事もサイト上に加えられた。また、バイカル党首によるエルゲネコン事件に対する批判の全記録も日付順に掲載されている。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:15562 )