クルジャ元ジャンダルマ大佐、自殺前の最後の言葉、「軍人はテロリスト以下の扱い」
2009年01月21日付 Hurriyet 紙

担当弁護士のユルダカン・ユルドゥズ氏は、アブデュルケリム・クルジャ元大佐が自殺する30分前に彼と電話で話したと述べた。

アンタリヤのセリキ地方に住むことを望み、PKK(クルド労働者党)との衝突で負傷し、長年車椅子生活をしているアブデュルケリム・クルジャ参謀本部付き元大佐は、自殺前、最後の電話を担当弁護士ユルダカン・ユルドゥズ氏とした。ユルドゥズ弁護士は、クルジャ元大佐についての報道と訴訟の最新動向について彼と話したことを明らかにした。そして「彼は私に、『我々はテロリスト以下の扱いを受ける状況に来てしまった』と不満をもらしました。しかし、彼が自殺するとは思いもしませんでした」と述べた。

ユルダカン・ユルドゥズ氏はその会話から30分後にアブデュルケリム・クルジャ元大佐が自殺したと知ったと述べ、これを受けて彼の自宅に向かったことを明らかにした。また同氏は、事件について本紙に次のように説明した。
「私は朝、彼に電話し、彼についての報道を気にしないようにと伝えました。報道をやめさせるための法的手続きを始めることも伝えました。彼は、新聞社がテロリストの声明を重んじていることに不満を漏らし、『我々はテロリスト以下の扱いになってしまいました。テロリストの声明がまるで正しいかのように、新聞社は何頁もの記事を書いています。これらのことで私は実に心を傷つけられました。我々は無駄に殉死したのでしょうか、また無駄に退役軍人になったのでしょうか、理解できません。我々は任務を果たしたがために罪人となったようです』と語りました。私は彼を落ち着かせようと努めました」

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:15624 )