超高層ドバイ・タワー建設計画に不許可決定
2009年02月01日付 Hurriyet 紙

2007年3月、ドバイのアル・マクトゥム皇子が所有するサマ・ドゥバイ社が7億500万ドルで落札した、レヴェントにあるイスタンブル公共交通機関運営会社の車庫だった用地での建設に、行政裁判所からの許可は下りなかった。

行政裁判所第六部局はイスタンブル広域市によって第4レヴェントにある旧イスタンブル公共交通機関運営会社の車庫に平面形態の変更をして建設される「ドバイ・タワー」の建設に関して、停止の決定を下した。行政裁判所は、「平面形態の変更は、埋め合わせが困難または不可能な害を及ぼし、また行政的プロセスが違法であることも明らかである」として、2009年1月19日にその決定を満場一致で下した。

■建設家協会が申請

建築家協会イスタンブル大都市支部長エユプ・ムフチュ氏は、行政裁判所の決定について説明し、彼らの申請を受けてこの決定が下されたと述べた。ムフチュ支部長は、最終的な決定も、建設を中止させるものになるという考えを明らかにし、入札条件は司法の決定により無効となったと主張した。また同支部長は、広域市が入札を続行して罪を犯したと示唆し、「憲法と関連法を明らかに踏みにじっています」述べた。

■異議は後になってから

2006年8月4日に訴訟を起こしたと述べるムフチュ支部長は、次のように話している。
「専門家グループがまさに60数ページにもおよぶ報告書で、イスタンブル公共交通機関運営会社の車庫には建設は出来ないという意見を出しました。カーディル・トプバシュ広域市長は、専門家グループに対して決められたプロセスの中で異議を唱えず、報告書が刊行され、裁判所に正式に提出された後に、意義を唱えました。イスタンブル第7地方行政裁判所は、これまでの法律史上初となる決定を下し、『問題の専門家グループのメンバーが、建築家協会の会員であり、同協会主催のパネルディスカッションやシンポジウムで講演者として出席していた』という理由で報告書を拒絶しました。これら専門家グループが職業関連協会に属していることは法律が求めていることですので、我々は行政裁判所に訴えを起こしました。我々の要求は理にかなっていると判断され、行政裁判所は地方行政裁判所の決定、およびその後に下された決定の実行を停止しました。これにより、ドバイ・タワーは法的判断により建設不可となったのです」

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:15699 )