子どもに対する刑罰、トルコでは重すぎる
2009年03月06日付 Hurriyet 紙

南東部での事件で、警官へ石を投げた12-18歳の約500人の子供について、イスタンブル・ビルギ大学において会合が行なわれた。

会合での記者会見を行なった俳優ベヌ・ユルドゥルムラル氏は、トルコが加盟している国連児童権利宣言に反して、子供たちに求刑していると主張した。ユルドゥルムラル氏は、「子供たちに求刑されている罪は、他国の二倍である。彼らのために収監刑以外に課する罪はないのか?」と問うた。

■「クルド人の子供は子供ではないのか」

会合では、ディヤルバクルにおけるデモで、15歳の自身の息子を逮捕されたアリフ・アッカヤ氏も話した。子供たちが暴力の中で育ち、これが彼らの行動に反映していると発言したアッカヤ氏は、以下のような反応を示した:

「憲法でみなの平等は保障されている。しかしクルド人の子供については、法が適用されていない。ガザ地区の子供たちのために泣き、イスラエルに抵抗を示している子供たちには賞賛する人たちがなぜユーフラテス川の対岸にいるクルド人の子供のためには顔をそむけているのか。子供たちにお祭りのときにプレゼントをする唯一の国の住民であると自賛しますが、逮捕された子供のことは考えないのですね。」

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:15934 )