元PKK兵士、米軍傭兵としてアフガニスタンへ
2009年03月11日付 Hurriyet 紙

トルコ軍が北イラクで激しく攻撃した分離主義テロ組織PKKから逃れた複数のテロリストが、アメリカ軍に傭兵として加わってアフガニスタンに行ったことが明らかとなった。

チャンネルDの報道によれば、トルコ軍戦闘機の攻撃の結果大きく士気を低下させられた分離主義組織のメンバー達はPKKから離脱し始めた。PKKから離脱したテロリスト達は北イラクでばらばらになって生き延びているが、その一部はトルコに戻っている。イラクに駐留するアメリカ軍に加わることを選んだ者も複数いる。アルビルにあるアメリカ軍の事務所を訪れて登録をした元PKK兵士らは、バグダッドで短期の訓練を受けた後、新しい身分証で契約して米軍の傭兵となっている。傭兵になった元PKK兵士らはアフガニスタンに派遣されてタリバンやアルカイダ組織に対してアメリカ側に立ちゲリラ戦を戦っている。

元PKK兵士らが米軍の傭兵となっているという主張は、国家諜報機構や警察や軍警察の情報の報告書に反映した。情報機関の報告書では、傭兵となった元PKK兵士に関する項目のタイトルも興味深い。そのタイトルは「元PKK兵士の米兵」である。

元PKK兵士らが米軍に傭兵として加わったという報道を、投降したテロリストらも事実であるとした。ヘズィルというコードネームを持つシリア出身のPKK兵士からの情報によれば、少なくとも15人の仲間が米軍に加わった。米軍当局は、PKKのテロリストに対し米国での永住権を与える「グリーンカード」付与の約束をしたといわれている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:15965 )