投降したアルジェリア武装集団の元指導者、武装活動への参加と離脱の理由についてアル・ハヤート紙に語る
2009年03月14日付 al-Hayat紙

■ 「サラフィー集団」の創設者 武装活動と活動からの離脱について本紙に語る
■ ハッターブ:「政権の犯した間違いのため、山へ入った。そしてウラマーのファトワーとブーテフリーカ大統領の政策のために、山から降りた」

2009年03月14日付アル・ハヤート紙(イギリス)アラブ世界北アフリカ面

【アルジェリア:カミール・アル=タウィール 本紙】

 「ダアワと闘争のためのサラフィー集団」の創設者ハッサーン・ハッターブ(通称アブーハムザ)は、アルジェリアの山岳部での恐ろしい光景を語り、武装した人々の多くが山を下りて、国民和解法〔訳注:武装集団の社会復帰を促すための特赦法〕の適用を受けたがっていると述べた。

2007年に当局に投降してから初めてとなる本紙とのインタビューでハッターブは、2年前にアル=カーイダ組織に参加し、同組織のモロッコ支部と化した現在の「サラフィー集団」の指導者たちを激しく非難した。

 ハッターブは首都近くの厳重警備された非公開の住居において、1992年に山に入った経験を語り、宗教的熱心さとモスクで受けた教育にもかか わらず、当局に対し武装活動をしようと考えたことはなかったと強調した。しかし、1992年に選挙結果が無効にされた後、イスラーム救国戦線(FIS)を支持しなかった人も含めて、イスラーム主義者に対して治安部隊の行った暴行が彼を山へと「逃走」させ、その地で教宣活動員 たちによって当局に対するジハードの正当性を説得されたのだという。

また彼は武装集団の指揮官たちとの詳細な関係と、彼らとの反目、そして彼らの「逸脱」との対峙について語った。彼は、イスラーム法の学生であった集団員の一人を裁き、諜報機関のために働いているとして処刑した指揮官、ジャマール・ザイトゥーニーと最初から衝突していたという。ハッターブは複数に及ぶ公判を経ても、この嫌疑に納得できなかったと述べた。彼はまた、ザイトゥーニーの過激かつ過度な行動を後押ししていたアンタル・ザワーブリーとの激しい反目についても語り、1996年にザイトゥーニーの後継者としてザワーブリーが集団の指導者となることに反対したことを強調した。なぜなら、「我々は彼(ザワーブリー)について、そして集団虐殺という彼が後に辿ることになった路線について、知っていた」からであった。

ハッターブはまた、ウサーマ・ブン・ラーディンがアルジェリアに送った代表団メンバーとの間で起こった反目についても語った。代表団3人は彼の地域に実際に入り込んだのだが、彼らを傷つけることも、ジャマール・ザイトゥーニーが彼らに指を触れることを許すこともなく、彼らを立ち去らせたのだという。「彼らを傷つけることは容易だったが、傷つけなかった」と述べた。この代表団の一人は、今日知られるようになった、ワジリスタンのアル=カーイダ拠点で活動するリビア人、アティーヤ・アブドゥッラフマーンであった。

 ハッターブは、武装組織と共に闘うためにアルジェリアに来たリビアのイスラーム戦闘集団のメンバーを、彼らとの反目が起こった後にザワーブリーが実際に殺害したことを認め、集団の元指揮官であったザイトゥーニーが忠誠を誓うよう要求したことに対し、彼らがそれを拒否した事実を明らかにした。

 またハッターブは、ザワーブリーの指揮から袂を分かった者たちでサラフィー集団を結成した経緯について語った。さらには、1999年のアブドゥルアジーズ・ブーテフリーカの大統領就任と、アルジェリアにおけるジハードは不当であるという偉大なウラマーたちのファトワー(勧告)を受け、当初は反対していた平和と和解のプロセスを、後に受け入れた経緯についても、「政権の態度が変わったため、我々も変わった」と簡潔に説明した。彼は、もし政権の行いが90年代と同じであったら、闘争を続けていただろうと断言した。

 そして彼は、アル=カーイダのモロッコ支部(元「サラフィー集団」)について、方針を逸脱しているとして激しく非難した。

 本紙は、アルジェリアの政権と戦う正当性はすでになく、彼らと彼らの家族、そしてアルジェリアにとっても下山し、平和と和解の努力に参加する方が良いと確信した「サラフィー集団」の他の3人の指導者にもインタビューを行った。この3人は、2007年8月に投降したサラフィー集団の第9砂漠地区の元指揮官、アブドゥルカーディル・ブン・マスウード(通称ムスアブ・アブーダーウード)、2005年に投降した同団の前広報委員長アブーウマル・アブドゥルバッル、そして元医療委員長アブーザカリヤである。後者の2人は、サラフィー集団の高官で、「解任と選出 の民評議会」および「シューラー評議会」のメンバーであった。

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(翻訳者:ホサム・ダルウィッシュ)
(記事ID:16010)