ドイツ入国への査証(ビザ)免除問題、独内務省見解
2009年03月20日付 Yeni Safak 紙

ドイツ内務省は、査証免除でドイツ入国を求めるトルコ人のトラック運転手メフメト・ソイサルさんの訴えを認めた2月19日付けの欧州司法裁判所の判決は、ドイツに物品を運搬するトルコ国民に対してのみ有効であると述べた。

ドイツ内務省がこの問題について行った発表によると、トルコ人観光客、ビジネスマン、その他のトルコ国民が査証免除でドイツへ入国できるという解釈はもはや正しくないのであり、左派党がおこなった入国可能であるとの発表によって判決の事実がゆがめられたと述べた。

発表の中で、さらにこの判決は全EU諸国にとって連結をもたらすものである、と述べ、
「サービスを提供する自由という枠組みの中で、この判決が他の分野でも有効であるかどうか調査中である」と述べられた。

左派党の国会議員であるセヴィム・ダーデレン氏は、昨日行われた会見で、欧州司法裁判所の判決に従って非常に多くのトルコ人が査証免除で将来ドイツに入国できることを主張し、免除される人々の中には観光客、ビジネスマン、芸術家、ドイツの病院で治療を受けようとするトルコ人も含まれていることが明らかにされていた。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:16035 )