フィールーズアーバーディー少将、文化的侵略に対抗するための組織設立を提言
2009年03月11日付 Jam-e Jam 紙

【政治部】全軍統合司令部参謀長は、「敵の文化的侵略ならびに心理戦に対抗するために、国家安全保障最高評議会の管理下に国防最高評議会のような組織を設立し、この問題に対して組織的な措置を講ずるべきだ」と提言した。

 ファールス通信の報道によると、セイエド・ハサン・フィールーズアーバーディー司令官(少将)は、イラン国営放送国際シンポジウム・ホールで開かれたシンポジウム「心理・技術戦と将来への構想」の中で、イラン・イスラーム革命に対する西洋の文化的侵略について指摘した上で、「抑圧主義世界は、このような策略に着手することで、〔第三世界〕諸国の資源や才能を略奪しようとしている。〔第三世界の〕諸国民は文化的侵略という毒を注入されているため、このことに気が付いていない」と述べた。

 同司令官はまた、敵の心理戦に対抗するためには、現状に対する認識不足をきちんと認め、世論を理想へと導くことも重要だとした上で、「現状から脱し、理想的状態に移行するための効果的な方策を考えるべきだ」と指摘した。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16047 )