ガシュガーヴィー外務報道官、三島問題をめぐりアラブ首脳会議の声明を批判
2009年03月31日付 Jam-e Jam 紙

イラン外務報道官は、ドーハで開かれた第21回アラブ首脳会議の声明に、イラン領である大小トンブ島及びアブー・ムーサー島の三島について根拠のない妄言が盛り込まれたことに対し、イラン内政への明らかな干渉であるとして、アラブ側の主張を退けた。

 中央報道局が伝えたところによると、ハサン・ガシュガーヴィー外務報道官は、三島は歴史上つねにイランの不可分の領土であったと指摘、アラブ側の歴史的現実に反した根拠のないスタンスは、三島に対するイランの主権にいかなる影響も与えないと強調した。

 同報道官はまた、アラブの一部グループが無意味な妄言をいくら繰り返し煽ろうとも、イスラーム世界の根本的諸問題、例えばパレスチナの被抑圧民に対して日増しに強められるシオニスト体制の脅迫行為、封鎖措置によって〔ガザの住民に〕生じている諸々の困難、ガザやヨルダン川西岸地区の住民に対してシオニスト軍が継続的に攻撃を加えていることで生じている苦しみなどから、世論の関心を逸らすだけだと指摘した。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16111 )