エルドアン首相、G20会議でオバマ大統領らと会談
2009年04月02日付 Hurriyet 紙

G20首脳会議において経済危機を協議し国際的解決を求める政治家たちが、G20のスローガンである「安定、成長、雇用」についての意見交換を行っている。

G20会議の初日、タイイプ・エルドアン首相はアメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏、スペインのロドリゲス・サパテロ首相、オランダのヤン・ペーター・バルケネンデ首相とアンゲラ・メルケル氏と会合を行ない、トルコと世界経済の動向及びNATOに関して意見交換を行った。会合後、トルコへ公式訪問を予定しているバラク・オバマ大統領と同訪問の詳細についても話し合ったエルドアン首相は、G20諸国の指導者たちとの集合写真撮影の際にも積極的に動き、オバマ大統領の隣に場所を得た。

G20の初日に各国首脳と行う会談で、IMFの役割と予算の拡大、予算の使用方法の多様化、IMFの構造改革、G20の機構的状況といったような点につきトルコの立場を説明する予定のエルドアン首相は、ブラジルの首相から同国への招待を受けた。

■エルドアン首相、サウジアラビア国王と同じホテルだった

一昨日、アラブ首脳会議において、カダフィ大佐の怒りを買ったサウジアラビアのアブドゥッラー国王とエルドアン首相は、G20会議のために訪れたロンドンで偶然同じホテルで滞在している。アブドゥッラー国王を見に訪れたサウジアラビアの実業家たちは、エルドアン首相も同じホテルで滞在することを知ると、エルドアン首相がホテルに到着するのをじっと待った。当紙に話してくれたタラル・アラネジという実業家は、エルドアン首相を褒め称えた。「ダヴォスでは信じられない勇気を示した。エルドアン首相と会い、握手をすることは名誉なことだ」と話したアラネジ氏は、エルドアン首相がホテルに到着するまで何時間と待ち続けた。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:16120 )