在米アルメニア人団体、オバマ大統領の「ジェノサイド」関連演説にブーイング
2009年04月24日付 Zaman 紙

アメリカ合衆国の2大アルメニア人団体は、4月24日のオバマ大統領の演説に不満を持ち、大統領が昨年交わした約束を守っていないと非難した。

アメリカ・アルメニア人国民委員会(ANCA)のケン・ハチキアン会長は、書面で、「私は、オバマ大統領が『ジェノサイド』を認めるという約束を守らなかったことに対して深い失望を感じた在米アルメニア人たちの気持ちに同調しています」と述べた。

ハチキアン会長はオバマ大統領に対して、この問題における態度を変え、アメリカ議会で議決待ちとなっている「ジェノサイド決議案」を支持するよう呼びかけた。

もう一つのアルメニア人団体であるアメリカ・アルメニア人会議(AAA)もオバマ大統領の演説に対して、「オバマ大統領は『アルメニア人ジェノサイド』を認めるという約束を守らなかった」というタイトルをつけた。 

アルメニア人ジェノサイド人会議のブライアン・アルドウニー執行委員長は、「この演説はオバマ大統領が約束した変化を反映するものとはなっていない」と述べた。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:16287 )