ナーテグヌーリー「ペルシア湾という呼称はイラン人の存在と一体化している」
2009年04月30日付 Jam-e Jam 紙

【政治部】初となる《ペルシア湾:百科事典編纂計画》会議が、「ペルシア湾国民の日」に合わせ、昨日テヘランにて開催された。

 会議に出席した最高指導者査察事務所長のアリーアクバル・ナーテグヌーリー師はその傍らで、ペルシア湾という名称はイラン人たちの血と肉、皮と骨と一体であると指摘し、「ペルシア湾は我が国民のアイデンティティそのものである。祖国を愛し、祖国を求めるこのような心は、わが国民アイデンティティの一部である」と述べた。

 ナーテグヌーリー師はさらに記者団の前で、「我々がペルシア湾という名称を他のいかなる名称に変えることも、廃止することもあり得ない。ペルシア湾には歴史的起源がある。その名称は紀元前にまでさかのぼる」と語った。

 同師は、今日まであらゆる〔国際的な〕決議の中でペルシア湾という名称が用いられてきたことを指摘しつつ、「我々が自らの立場から引き下がることはあり得ない。自らの立場を後退させるようなことはない」と述べた。

 革命最高指導者国際問題顧問のアリー・アクバル・ヴェラーヤティー博士も、世界においてペルシア湾が占める特別な位置を指摘するとともに、「ペルシア湾は永遠に《ペルシア》として残るだろう。そこからイラン人たちの名前が消し去られることは決してないだろう」と強調した。

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( 翻訳者:土橋多恵 )
( 記事ID:16392 )