21世紀の宝石のトレンドを明らかにしたトルコ人
2009年05月10日付 Milliyet 紙

ピザハット、コカコーラ、マイクロソフトといった世界的企業で中東・アフリカ市場の責任者をつとめたエジェ・シリン氏が、2007年末に自身のデザインによるブランド、「Bee Goddess」で宝石市場に参入した。

「Bee Goddess」コレクションは、スイスの高級宝石業界で最も権威あるGold’orによって11月21日から23日にパリのルーブル美術館で開催された「漆黒」宝石展で、世界中からもたらされた180ものデザインと争い、「21世紀にふさわしい最高の宝石」に選ばれた。宝石のオリジナルデザインが並べられる唯一の国際的な展示会である「漆黒」宝石展は、宝石デザインのこれからのトレンドを決めるためのものである。

全ての人にふさわしいシンボル
コレクションの核となる部分は、チャタルホユック遺跡の1万年前の蜂の女神であると述べるデザイナー、エジェ・シリン氏は次のように話した。「「Bee Goddess」、つまり蜂の女王は、神話によればチャタルホユック遺跡の女神のなかの女神なのです。蜂の女神からインスピレーションをうけてつくったコレクションの一つ一つにより、世界の様々な神話の英雄たちを一所に集めています」。シリン氏は「Bee Goddess」シリーズの宝石の値段は200ドルから2万8千ドルの間だと話した。

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( 翻訳者:松岡聡美 )
( 記事ID:16409 )