ガラタサライ・新スタジアム建設遅延問題で、入札契約解除手続き開始
2009年05月26日付 Radikal紙

ガラタサライのために建設中のセイランテペ・スポーツコンプレックスの建設事業において、契約解除が開始された。

集合住宅管理(TOKİ)の最大の収益配分計画のひとつであるセイランテペ・スポーツコンプレックス計画において、建設の遅れによる入札契約解除が開始された。

TOKİは建設遅延を理由に、入札契約済みの企業に対して26日に警告を行った。

TOKİ副局長エルジャン・トゥラシュ氏はアナトリア通信の記者に向けた発表で、建設現場がここ1か月停止状態であることを明らかにし、「我々は事業が一刻も早く終わることを願っている。これ以上の遅れは望ましくない。我々は企業に対しローンや資金面であらゆる優遇をはかり、工期も延長した。もはやこれ以上の遅れを認めることはできない」と述べた。同氏によると警告は今回で2回目で、企業は1か月以内に返答する義務があるという。

また企業からの返答が適切でなければTOKİは入札契約を解除しうることに加え、次の情報も明らかにされた。「通常は事業の途中で建設業者を変えたくない。しかし工事が進んでいないことを受けて、契約を解除しなければならなくなる可能性もある。我々は保証を含め今まで契約を結んだ企業に多くの優遇をはかってきた。しかし(企業は工事遂行の)保証を求めてきた。これを与えることはできない。工事を実行するのならすればいいし、できないのなら退いてほしい。こうなれば、新たに公示して入札を行う。そうすれば遅延が増えることは無いが、今年中に終わらないだろう。まずは、この事業を民間企業に任せている。もし希望する業者がなければ、原資もふまえつつ我々がTOKİとしてこの事業を完了させよう。」

トゥラシュ氏は入札を不備のないものにするため、アーオール社に関しては一連の報道を理由に入札への参加を認めない指示をした。
TOKİにより2007年8月に入札が行われ、エレン・タル建築株式会社とアルケ建設工業株式会社の共同事業とされていたセイランテペ・スポーツコンプレックスの建設は、同年の10月に用地の譲渡をおこない完成予定日は2009年10月25日だった。プロジェクトの実行過程で発生した遅れにより、委託先企業は昨年6月にも警告を受けていたという。

エレン・タル建築観光輸送株式会社とアルケ建設工業貿易株式会社の共同事業では、約7億8千万トルコリラ(約482億円)の収益配分中、委員会に対し約2億4千万トルコリラ(約150億円)の配分が提案された。交渉の結果、売却額で(予定額より)増額があれば委員会に7%の増額配分がおこなわれることになった。

情報によれば、シェイランテペ計画はガラタサライの新アリ・サミ・イェン・スタジアムも含めると、工事の25%が終了した段階にある。セイランテペ・スタジアムに限れば、おおよその工事の75%が完了している。

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(翻訳者:川原田喜子)
(記事ID:16541)