カッパドキア気球周遊で墜落事故、英国人旅行者死亡
2009年05月29日付 Milliyet紙


ネヴシェヒルで今朝(29日)、英国人が大半を占める旅行グループを観光させるために飛行していた熱気球が、アヴァノス郡のゼルヴェとパシャバウの間で高度200メートルから墜落した。事故で、英国人のケヴィン・ジョン・ベウルさんが死亡し、9人の旅行客が負傷した。アヴァノス郡のゼルヴェ地区にあるパシャバウ遺跡から、6時30分に飛び立った熱気球は、地上乗組員がロープを放した後、約200メートルまで上昇し、ちょうどその時に、現時点でははっきりしていない理由で墜落し、地面にたたきつけられた。事故で英国人旅行客ケヴィン・ジョン・ベウルさんが死亡した。気球のバスケット部分にいた9人の旅行客とパイロットのマイナーズさんは負傷した。負傷した、ハリー・ドーソンさん、コレル・セレスさん、スージー・ルイスさん、マイケル・カウスさん、ジュリエット・ルスブアスさん、ミルコム・コールドさん、ジェニー・メイスさん、ボイン・ルイスさん、デイビットさん(名字不明)らの観光客たちは、救急車と普通の自家用車でネヴシェヒルのI. シェヴキ・アタサグン病院に運ばれた。パイロットのマイケル・マイナーズさんは、私立カッパドキア病院に運ばれた。

■幸運な夫婦は寝坊した

カッパドキア地方の歴史的な観光地を訪れるためにネヴシェヒルに来たニュージーランド出身のイアン・モンローさんと妻のヴィヴィアン・モンローさんは、熱気球でこの地域の自然の美しさを空から眺めるという計画を立てた。今朝(29日)、墜落した気球に乗るために予約をした夫婦は、滞在したホテルで寝坊して気球に乗ることができなかった。土壇場で事故を免れたモンロー夫妻は、アナトリア通信(AA)記者に、気球に乗り遅れた時はとても残念に思いましたが、そのあとに気球が事故に遭ったと知ると、慰められた、と説明した。イアン・モンローさんは、事故のことを知り、自分たちは大変幸運だったと思ったといい、次のように述べた。

「カッパドキア地方の自然の美しさを空から見ようと、気球会社に予約をしました。しかし、ホテルで寝坊したため、気球に間に合いませんでした。もう一つ後の気球に乗るために予約した気球会社に行きました。そこでは、技術上の故障のため、運航が中止されたといわれました。その後、カッパドキアを見物するために出掛けたところで、予約した気球が墜落したことを偶然に知ったのです。気球に乗れなかったので、とても残念に思っていました。しかし、土壇場で事故を免れことに喜んでいます。気球が墜落するなんて、思いもよりませんでした。でも、今は、自分たちをとても幸運だと感じています」。

■他の気球が当たったようだ

ネヴシェヒルのアヴァノス郡ゼルヴェとパシャバウの間で観光客1人が死に、10人が負傷する結果となった気球事故の原因は、墜落した気球に他の気球が接触したことだったことが明らかになった。検察が始めた捜査によると、事故の目撃者たちは、カッパドキア気球会社が所有する2つの気球が相次いで出発しており、風の影響で、高い高度にいたほうの気球のバスケットが、下にいた気球に接触し、気球に穴をあけたと述べている。事故に関して検察が捜査を続ける一方、事故で亡くなった61歳のケヴィン・ジョン・ベウルさんのアヴァノス医療センターでの検死の結果、体のあちこちで骨折がおきていたことが確認された。検察と軍警察部隊は、事故に関係した気球のパイロットの飛行関連書類が適切だったかどうかを調べている。この間、事故で負傷した観光客らはネヴシェヒルでの最初の手当ての後、カイセリに送られ、ある私立病院で治療を受けた。

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(翻訳者:小松裕美子)
(記事ID:16563)