カルスで、「女性彫像」撤去論争、続く
2009年06月16日付 Milliyet 紙

公正発展党(AKP)所属のカルス市長ネヴザト・ボズクシュ氏が、市庁舎前にある2つの女性彫像と一緒に、胸部が露出している他の場所の女性彫像も倉庫に撤去させたことが明らかになった。

1999年にANAP(祖国党)から、そして2004年にはAKPから市長に選ばれたナイフ・アリベイオール前市長は、2つの女性彫像を市庁舎入り口に、また胸部が露出している女性彫像を歴史的なカルス民家の前に設置した。彫像は、エルドアン首相が来訪する前日の夜半に撤去された。ボズクシュ現市長は、彫像について以下のように話した。「特に選挙のあいだ、住民が彫像に反感を抱いていると感じました。(彫像の撤去は)我々の計画に既にあったのですが、偶然、首相の来訪と重なったのです。他の場所で使うために撤去しました。裸婦であるために撤去したわけではありません。」
一方のアリベイオール前市長は、女性彫像の撤去は道徳的ではないと語った。

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( 翻訳者:牧史織 )
( 記事ID:16711 )