学生政治活動家やジャーナリストに複数の逮捕者:「国境なき記者団」も懸念を表明
2009年06月22日付 E'temad-e Melli 紙

一週間前に逮捕され、その後釈放されたイラン・イスラーム参加戦線党総書記のモフセン・ミールダーマーディー氏が土曜日、再び逮捕された。

 同氏は逮捕される前にニュースサイト「ノウルーズ」とのインタビューで、参加戦線の党員のなかで逮捕された人物として、ハッジャーリヤーン氏〔参加戦線党中央評議会委員〕、タージザーデ氏〔元内務次官〕、ラマザーンザーデ氏〔元政府報道官〕、ダーヴード・ソレイマーニー氏〔党中央評議会評議員〕、アリー・タージェルニヤー氏〔元国会議員〕、シャハーブ・タバータバーイー氏、〔アリー・〕タギープール氏、〔サイード・〕ヌール=モハンマディー氏らの名前を挙げた。

 ムーサヴィー選挙本部青年支部長のハムゼ・ガーレビー氏、同学生支部に所属するアリー・ヴァフギー氏やホセイン・ニークーハーフ氏、ホサーム・ナスィーリー氏、要注意人物としてマークされていた学生活動家のアリーレザー・ホシュバフト氏やザフラー・トウヒーディー氏、そしてアブドルマジード・マアーディーハーフ氏の息子のホセイン・マアーディーハーフ氏らも逮捕された。

 「教育の権利を守る会」の書記を務めるズィヤーオッディーン・ナバヴィー氏もまた逮捕された。

 さらに新聞記者のジーラー・バニーヤアグーブ氏とバフマン・アフマディー=アムーイー氏夫妻も逮捕された。

 イラン自由運動ザンジャーン支部の責任者、その他同組織のメンバーら5人も土曜日、それぞれの自宅で逮捕された。

「国境なき記者団」、グーチャーニー逮捕について声明を発表

 「国境なき記者団」はイラン国内でジャーナリストたちの拘束が続いていることに懸念を表明した。

 この国際的団体が発表した声明には、以下のようにある。「エッテマーデ・メッリー紙の編集長であるモハンマド・グーチャーニー氏は、土曜日明け方に自宅で逮捕された。著名な改革派系ジャーナリストである同氏は、過去発行停止処分が下されてきた日刊紙シャルグ(東洋)紙やハムミーハン(同胞)紙、及び週刊誌シャフルヴァンデ・エムルーズ(今日の市民)誌などの編集長を歴任してきた」。

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( 翻訳者:小野彩 )
( 記事ID:16804 )