教団リーダーを出迎える弟子たち・・・―イスタンブル・アタテュルク空港にて
2009年07月04日付 Radikal 紙


マフムト・ホジャ(訳注:ここでは宗教的指導者としての先生の意)として知られるイスマイルアー教団のリーダー、マフムト・ウスタオスマンオールとジュッベリ(法衣を纏った)・アフメト・ホジャとして知られるアフメト・マフムト・ウンルュ氏が今朝(7月4日)巡礼の旅から帰国した。

リーダーらが巡礼へ出発する際には多くのマフムト・ウスタオスマンオール氏の弟子らが押しかけた。しかし、出発時と同様に帰国時にも彼らが教団リーダーらに会うことは叶わなかった。

マフムト・ウスタオスマンオール、ジュッベリ・アフメト・ホジャはトルコ航空の定期便で7時40分にアタテュルク空港に到着。多くの弟子らが早朝からアタテュルク空港へつめかけた。ターバンを巻き法衣を身にまとった男性や全身を覆う黒い衣装(チャルシャフ)を纏っ女性たちからなる集団は、アタテュルク空港の国際線ターミナルでホジャ(先生)らの到着を待っていた。しかしマフムト・ウスタオスマンオールとミュシェレフ・ウスタオスマンオール氏は国際線到着ターミナルのA出口と呼ばれる別のドアから出され、弟子らの集団とは会わないようにされた。空港で長時間教団のリーダーを待ち続けていた500人近いウスタオスマンオール氏の弟子らは同氏が別の出口から出たと知るとがっかりした様子でターミナルを後にした。

しかしこのときジュッベリ・アフメト・ホジャとして知られるアフメト・マフムト・ウンルュ氏も同じ便で巡礼からイスタンブルへ戻ってきていた。ジュッベリ・アフメト・ホジャは国際線ターミナルから出る際弟子らの出迎えを受けた。ジュッベリ・アフメト・ホジャは感想を尋ねられると、「アッラーが彼らを認めてくれますように。アッラーがお認めにならなければ功徳はありません」と答えた。巡礼の旅がどのようであったかという質問に対しては「アッラーのおかげで良い巡礼となりました。アッラーがみなさんのことも巡礼にお連れ下さいますように」と語った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:16866 )