中国政府へ、トルコ議会から「One Minute ! 」
2009年07月08日付 Hurriyet 紙

中国・新疆でのトルコ系ウイグル人への残忍な行為に対して、トルコ大国民議会は、中国政府に対し「One miniute!」(注)という合図をした。

パレスチナ・ガザ攻撃後に、「イスラエル友好議員連盟」で起きたのと同様に、議会に387名の所属議員がいる「中国友好議員連盟」からの集団的な脱会が始まった。

公正発展党(AKP)の友好議員連盟の議員280名の内、アンカラにいる50人が昨日脱会した。また、民族主義者行動党(MHP)の友好議員連盟議員59名も昨日まとまって脱会した。公正発展党(AKP)では、理事以外のその他の議員も、今日脱会する予定である。更に、中国が攻撃を続けた場合、理事も脱会することを明らかにした。もし、共和人民党(CHP)所属議員も脱会した場合、イスラエル友好議員連盟で起きたのと同様に、全議員の脱会後、中国友好議員連盟は解散ということになるだろう。

[訳者注:1月にダボスで開催された「世界経済フォーラム」の討論会にイスラエルのペレス大統領と同席したエルドアン首相が、その発言を遮ろうとした司会者に対し、「One miniute!」と繰り返し、ガザ侵攻をめぐるイスラエル批判を続け、脚光を浴びた。これを受け、「One miniute!」の語は、トルコ国内で、イスラエル非難を象徴する一種のはやり言葉となった。]

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( 翻訳者:熊谷沙織 )
( 記事ID:16909 )