短パン・ビキニ姿のサウジ王族ーボドルムで休暇中
2009年07月09日付 Milliyet 紙


休暇中の国王一家。サウド家の王子やその家族の西洋風のいでたちが、人目を引いた。

7日間の休暇のため、ムーラのボドルム市にやってきたサウジ・アラビアのアブドュラジズ・ビン・ムハンマド・ビン・ファード・ビン・アル=サウド王子と妻のジャワーヒル・ビン・ナイフ・アル=サウド妃は、息子や甥たちと出かけたクルーズで、気楽な振る舞いと、短パン・Tシャツ姿で人目を引いた。まずバルバロス・ベイ・ホテルで日光浴し、その後2隻のヨットでクルーズ出かけたサウジの王子とその家族がヨットの使用料に1日8万ドル費やしたことが明らかになった。ファード王子が海に入ったバルバロス入り江では、警護官が陸海両方から厳重な警備をした。ホテルは、サウジの王子とその家族が泊まっていた期間、特別な客以外は受け入れず、ビーチにも人を入れなかった。ファード王子は、自分に気づいたヨットに乗った観光客に、手を振って対応した。


先週の金曜日にサウジ王族の専用機でジャワーヒル・ビン・ナイフ・アル=サウジ妃、息子のハラド・ビン・ムハンマド・ビン・ファハド・ビン・アル=サウド王子と甥たちを連れヤル町にある5つ星のケンピンスキー・バルバロス・ベイ・ホテルに到着したサウジ王族のアブドュラジズ・ビン・ムハンマド・ビン・ファード・ビン・アル=サウド王子とその妻は、休暇の6日目に半日をホテルのビーチで会議をし、残りの半日は入り江をめぐって過ごした。

水曜日の朝、厳重な警備の下、バルバロスの入り江にやってきたファード王子は、しばらく側近たちを談話した。アラビア語の新聞を取り寄せ、トルコや中東での出来事を話したとされている。3台のVIP専用車でケンピンスキー・バルバロス・ベイに現れた5人の実業家が、ファード王子と45分間の会談をしたことが分かった。この会談では、国際ゴルフ場やVIP用のヴィッラ、池などを含む約5億ドルの施設への投資が話し合われていたことがわかった。ファード王子は、アンタリヤに続き、6年間休暇で訪れているボドルムとミラスの間の地域で観光投資を考えていることが分かった。

実業家がホテルを離れると、側近たちと約1時間に渡る会議をしたファード王子は上機嫌で、時々ウェイターに冗談を言っていたという。会議の後、500メートルほどの海岸を王妃や警護官と歩いたファード王子は、その後ジャワーヒル妃や警護官とヴァンヴィッシュという名の豪華なモーターボートに乗った。.

■ 青いTシャツ姿の王子

ファード王子はホテルの板張りの船着き場に、青い短パンにビーチサンダル、白い帽子に紺色のTシャツ姿で現れ、ジャワーヒル妃もモダンな服装でボートに乗ったのが注目された。王子の近親者たちは、入り江にはいってきたシー・スターという名の全長45メートルの豪華なヨットに乗り、この2隻のヨットの1日の使用料は約8万ドルであることが分かった。ファード王子とジャワーヒル妃は、入り江を離れるとき、自分たちのヨットに近づいてくる観光船の観光客たちに手を振った。警護官たちは、2隻の豪華なヨットに乗り前に、2度モーターボートを変えて、王子とその妃が写真にとられるのを防ごうとしていていた。

約6時間に渡るカラ島のカチャックチュの入り江、水族館、オラック島で海水浴をしたファード王子は、夕方ホテルに戻った。ファード王子がその夜、魚料理で有名なヤルカヴァック町にあるレストランで夕食を取ったことが分かった。

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:16914 )