ギュル大統領、中国ウイグル人問題で「必要なことはすべてやるっている」
2009年07月10日付 Radikal 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領は、中国の新疆ウイグル自治区で起きた事件に関し、「必要なことはすべてやっている」と語った。

ギュル大統領は金曜礼拝を終え、オスティムにあるアブデュルカーディル・ゲイラニ・モスクを離れる際に報道陣の質問に答えた。大統領は「ウイグル自治区で起きたことを、不安と恐れ、そして深い悲しみをもって見つめています」、「暴動、殺人の責任を明らかにし、説明することが、中国のような偉大な政府には求められます」と発言した。

ギュル大統領は、つい先日訪中し会談し、二国間の関係と友好がより強固なものになるよう努力したと説明し、次のようにコメントした。
「ウルムチで人々が非常に大きな困難に直面していることに、我々は当然のことながら深い悲しみを覚え、不安を感じています。私が望むのは、中国政府がこの事件を極めてオープンに、客観的に、透明性をもった形で評価することです。それが中国のような偉大な政府にふさわしい行動でしょう。犯罪者を逮捕し、ウイグル人の権利や法を最善の方法で守り、暴動や殺人の責任を追及し、説明を求めること、これらが中国政府のような偉大な政府に必要なことです。今回の事件を出来るだけ早期に終わらせ、事件を引き起こした者たちをきちんと裁判にかけることを期待します。それはウイグル人の同胞として、我々の当然の権利でしょう。」

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:16919 )