テヘランの物価高は世界で33番目
2009年07月09日付 Jam-e Jam 紙

【経済部】マーサー研究所は最新の報告の中で、2009年版の「生活費を基準とした世界でもっとも高い都市50」のリストを発表した。

 ファールス通信の報道によると、生活費を基準として世界の各都市を毎年ランク付けしているマーサー研究所は今年も、世界143の主要都市をランク付けした。

 この研究所は衣食住、運輸・交通、娯楽、及び生活必需品にかかる費用に焦点を当てて、世界の主要都市を最も高い/安いという観点からランク付けを行っている。ここで注意しなければならないのは、世界の経済危機によって、2009年の報告では多くの主要都市で生活費が増加している点であり、昨年と比較して2009年ではこうした都市の多くが順位を上げている。

 東京はモスクワを抜いて、外国人居住者にとって世界で最も高い都市に躍り出た。大阪は昨年に比べランクを9つ上げて第2位となり、モスクワは3位となった。

 4位はジュネーヴ、5位は香港だった。このランキングでは、スイスのチューリッヒ、デンマークのコペンハーゲン、ニューヨーク、北京、シンガポールの各都市が6位から10位に位置している。またヨハネスブルクがパラグアイのアスンシオンを抜いて、もっとも生活費の安い都市となっている。

 この報告によると、昨年74位だったテヘランはマーサー研究所の2009年の報告では33位に位置してる。

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( 翻訳者:塩尻菜穂子 )
( 記事ID:17029 )