エジプト、教員に対する今年の段階別能力審査を実施
2009年07月24日付 Al-Ahram 紙

■ 8万人の助教諭に対する能力審査 を8月に開始

2009年07月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面

【ネヴィーン・シャハータ】

 ユスリー・アル=ガマル教育相は、教員の職階 のうち“教諭”にあたるおよそ100万人に対し、第二段階の能力審査を実施したことを明らかにした。また、5月の試験に合格しなかった者、あるいは出向先や特別休暇から復帰した者および、社会監督官と活動監督官のうち国家評議会で教員の職階に含めることが同意された人たちを対象にした審査が、来たる8月に行われると付け加えた。

 以上は模範教師表彰式典で発表されたもので、教育相は、「我々の目的は教師の経済的、職能的レベルの引き上げにある。教師はいまや 、教員免許を与えられ、訓練によって昇進するアカデミックな職業となった。我々は教師が必要としている専門科目、学習指導科目、あるいはアラビア語〔国語〕の訓練コースを実際のニーズに即して用意している。それをふるい分けるのが段階別能力審査なのだ」と語った。

 また大臣によれば教育省は、8万人を対象に、助教諭に認定されるための能力審査も実施するという。2008年1月に採用されて から1年以上が経過している者については、法律によって助教諭職に申請 する権利が与えられている。新規採用者ではなく、今年度の国家予算からすでに給与を支払われており、採用以来、現に仕事を行っている者を対象とする。

 助教諭に認定されるためには、申請者が英語に秀で、ICDL(International Computer Driving Licence)とコンピューターの資格証明書、勤務 校からの技能報告書とガイダンスを得ていることが条件となる。

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:17045 )