ヴァン湖、浄化計画
2009年08月11日付 Yeni Safak 紙

タトヴァン市によって建設された排水浄化施設のおかげでヴァン湖に汚水が流れ出ることはなくなるだろう。イルレル銀行(地方興業銀行)による入札が行われた排水浄化施設の建設が続けられる。


タトヴァン県のアブドゥッラー・オク市長は、発表でヴァン湖の周りに首飾りのように位置するタトヴァン郡において、このプロジェクトが完了すれば、沿岸の汚水の悪臭および害虫の大量発生を防げるだろうと述べた。オク市長は、プロジェクトを一刻も早く完了させるよう努力しているとし、建設された施設によって住民が沿岸をより快適に散策できるであろうと説明した。

タトヴァンの汚水浄化施設は、ポンプ場および下水道管渠・幹線管渠の建設という名のものとで建設が始められた浄化施設の入札は、完全にイルレル銀行の無償資金協力の入札という形によって契約が2008年8月13日に行われたことが報告された。全長2500メートルの下水道管渠、全長530メートルの幹線管渠、3個のマンホール・ポンプ場および浄化施設の管の建設が2009年7月1日に始まっていた。

タトヴァン市長のアブドゥッラー・オク氏は2010年9月に完了予定の汚水浄化施設によってヴァン湖には汚水が流れ出すことがなくなるであろうと述べ、「汚水が流れることは確実になくなり、2年後には清潔で、泳ぐこともできる、害虫のいない湖になる。作業地域の一部は、被災地域での敷設となるため、追加作業を行うことになる。その目的は、被災地域に当たり、標高がプロジェクトの地点よりも低いところにある4つほどの地区の排水を集め、浄化施設に送水することを保障するものである。このため追加計画の範囲には、国立病院の別棟、軍の宿舎とフェリーボート公社があるイシュレットメ、サーヒル、サライ及びカレの各地区の様々な地点に汚水を溜め・放水できるようにする。このようにして湖の沿岸に位置するこれらの地区は、湖への排水の流入、つまり湖の汚染を防ぐことになる」と話した。

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:17170 )