アタテュルクの父の家、修復へ
2009年08月16日付 Yeni Safak 紙

マケドニアのメルケズ・ジュパ市コジャジュク村にある、アタテュルクの父の生家の修復工事が行われている。

国民の英雄であるアタテュルクの父の家の修復のための竣工式に、マケドニア首相ニコラ・グルエフスキー氏、文化大臣エリザベタ・カンチェスカ・ミレフスカ女史、文化観光省副次官ニハト・ギュル氏および同行の関係者ばかりでなく、トルコのウスキュップ大使館の文化担当官であるラマザン・チョクチェリキ氏、2等書記官第スリン・アイクト氏、メルケズ・ジュパ市長であるマズルム・ハサン氏、マケドニアのトルコ民主党(TDP)党首ケナン・ハスィプ氏らの多くの有識者が参加した。

文化観光省副次官のニハト・ギュル氏は演説で、マケドニア国がアタテュルクの父の家の修復のためにプロジェクトを立ち上げたことで、マケドニアが二国間の友好関係を重視していることを証明したと明らかにした。
そして、トルコが初めからマケドニアの独立を支援していたこと、この国を憲法上の名称、すなわち「マケドニア」として初めて承認した国であることを述べた。

ムスタファ・ケマル・アタテュルクの父、アリ・ルザー氏(エフェンディ)のコジャジュク(Koca Cenk)トルコ村にある生家の全面的修復のため、マケドニア文化省によってプロジェクトが実施されることに感謝すると述べるギュル氏は、アタテュルクの父の生家が重要な博物館となること、観光客にとって非常に魅力的な場所となることを語った。
このときにマケドニア文化大臣エリザベタ・カンチェスカ・ミレフスカ女史と、文化観光省副次官ニハト・ギュル氏の間に行われた会見では、トルコとマケドニアの間の文化協力について話し合われ、さらにこれと関連して、2010年イスタンブルがヨーロッパ文化都市となることで、開催される催し物の中にマケドニアの参加も話し合われたことが明らかになっている。

カンチェスカ・ミレフスカ女史は、トルコ文化省からマケドニア側になされた招致を喜んで引き受けたこと、そしてマケドニアはイスタンブルでマケドニア文化の価値を紹介する機会を得ることになると述べた。

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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:17204 )