ギュレル県知事、ミュネッヴェル殺人事件の進展を示唆
2009年08月20日付 Hurriyet 紙

イスタンブル県知事ムアッメル・ギュレルは、頭部を切断して殺された後、エティレルでゴミ箱に捨てられたミュネッヴェル・カラブルト事件に関して、ガリプオール家族が、逃走中で殺人の容疑者であるジェム・ガリプオールの隠蔽の疑いがあると述べた。

ギュレル知事は、事件に関して様々な疑惑がでているとし、以下のように話した。

「これらのうち、行政と関わる面からの調査が内務省によって行なわれている。もちろん共和国検察局が調査の責任者である。司法的な事柄に関しては共和国検事の管理下にある。私たちの仕事は、容疑者を最短時間で逮捕することだ。指名手配中なことは、ご存知のとおりだ。彼の家族が容疑者隠蔽に関与しているという告発や疑いは、再度、検察の指示で調査されている。パソコンのハードディスクの内容をもう一度調査する。彼が逮捕されると信じている。逮捕が近いという報告は現時点では、まだできないが、容疑者家族のこの件での責任を、今一度、指摘しておきたい。すでに世論に定着しているこの事件を、長引かせる必要はない。もしこの容疑者の手助けをしており、かくまっているならば大きな犯罪である。家族のためにも罪である。このような過ちを彼らが犯していないことを期待する。」

ギュレル知事は、「そういう疑いがあるのですか?」という問いについて「そのような疑いはもちろんある。世間でもみんなが持っている疑いだ。その意味で、ジェムの逮捕は家族の責任だと言っているのです。精神的な義務、という意味です。私たちは彼を間近で追っています。逮捕のために細心の注意を払っています。」と述べた。

■「第三海峡橋の場所が決まったら話す」

ギュレル知事は、第三ボスフォラス大橋の建設場所が発表される前に(その発表内容を)知っていたかという問いに対し、イスタンブル広域市カーディル・トプバシュ市長によって昨日公式な発表があったにも関わらず、「第三大橋のルートの発表がなされたら、話しあう」と返答し、内容を知らなかったことを露呈した。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:17242 )