エルズィンジャンで狼被害―13人が負傷
2009年08月23日付 Milliyet 紙

軍警察(ジャンダルマ)によって殺された狼のうち1匹から採取された検体が、分析のためにエルズルム県庁農業局動物保健課へ運ばれた。

中心部から12キロ離れたヘイベリ村へと下りてきた2匹の野生の狼は、今日(23日日曜日)の午前7時30分頃、シュクリュ・ウルダーさん、メレク・ウルダーさん、キバール・バイラクさんを襲った。3人の手や顔に噛みついた狼は12時頃にバフチェヤズ村で子供1人を含む6人を、14時にはチャタルアルムット村で4人を襲った。3人の子供を含め合計13人のさまざまな箇所に噛みついた狼のうち1匹は軍警察によって撃たれて死んだが、もう1匹は逃げた。死んだ狼から採取された検体は分析のため、エルズルム県庁農業局動物保健課へ運ばれた。
野生の狼に襲われた結果、体の様々な箇所を負傷した13人は、運ばれたエルズィンジャン県立病院で手当てを受けた。狂犬病のおそれがあるため、負傷者にはワクチンが投与され、7人は足の手当てを受けた後に退院した。(残りの)負傷者のうち2人の治療がエルズィンジャン県立病院で続けられている一方、手や顔の一部を失った4人はエルズルム地方教育調査病院へ搬送された。

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:17263 )