5歳児誘拐事件―犯人は「冗談だった」と釈明
2009年08月31日付 Hurriyet 紙

5歳のジェレンちゃんを誘拐したとされる3人の容疑者は、「冗談のつもりだった。我々は無実だ」と主張したが、逮捕を免れることはできなかった。

ギュルシェン・テュゼル(40)、ヒルミ・キョセ(23)、エムレ・カヴラク(23)は、アダナでジェレン・アクイェルちゃん(5)を誘拐し家族に20万リラの身代金を要求したとされ、「誘拐、拘束、恐喝」の罪で逮捕され拘置所に送られた。誘拐計画を立てた容疑で逮捕されたテュゼル容疑者は、「母親のデュルダーネは私の友人だ。彼女への冗談のつもりでやった。しかし母親が警察を騒がせてしまった。私は身代金を要求していない。無実だ。」と述べた。
 キョセ容疑者もまた似たような証言をしており、「テュゼルが冗談で『ジェレンを攫おう』と言った。我々も家に行ってペンキ塗りを装って室内を物色した。子供を攫った。その後、子供をあちこち遊ばせ、テュゼルに言われたベビーシッターに預けた。身代金のために誘拐したのではない、そんなつもりはなかった」と述べた。カヴラク容疑者も事件のことは知らなかったと主張した。3人の子供を持つ母親のデュルダーネ・アクイェルさんは、友人がこのような事件を起こしたことは信じられないと話した。またテュゼル容疑者が事件当日に家にお茶を飲みに来たことを明かし、「計画にギュルセルが関わっていたことを知ってショックを受けました」と語った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:17335 )