海外の高校を卒業したエジプト人学生の一定数を国内の大学で受け入れへ
2009年08月10日付 Al-Ahram 紙

■大学入学資格証明書を本日から交付、登録は日曜から
■海外での成績証明書を持つ学生1万4000人を受け入れへ、大学入学者の5%に相当する人数

2009年08月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

大学入学書類担当局は、アラブ諸国や外国で〔エジプト国内の大学入学に必要な成績証明書に〕相当する成績表を取得したエジプト人学生に対し、今日から証明書の交付を開始する。これは8月21日(金)まで続けられ、学生はデータの登録と記入を来週の日曜から、ホームページで行うことになる。大学では朝9時から6時まで、自宅のパソコンからは24時間行うことができる。

大学高等評議会の高官筋が本紙に語ったところでは、同評議会はサーナウィーヤ・アーンマ〔訳注:高校課程修了認定試験、エジプトの大学進学に必要〕を経て大学に入学する予定の学生数の5パーセントを上限に、国外で得た成績証明書を保持する学生を大学へ受け入れることを決定した。

これにより、最大で1万4000人が大学に受け入れられる予定。受け入れ先は医学部の307箇所、歯学部の79箇所、薬学部381箇所、自然治療学部44箇所,工学部833箇所、コンピュータ情報学部83箇所、外国語学部127箇所、政治経済学部36箇所、情報学部32箇所。

ハーニー・ヒラール高等教育相兼科学研究担当国務大臣は、「今年の入学基準に変更はないが、サウジアラビアで成績証明を取得した者に関しては、合意の通り、新課程に即した新しい証明書が必要となる」と発表した。

(後略)

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( 翻訳者:小林沙織 )
( 記事ID:17347 )