ギリシャ、フランス製スカルプ・ミサイル配備?―イスタンブルも射程内
2009年09月22日付 Milliyet 紙


アメリカ政府がトルコに78億ドルのパトリオットミサイルシステムを売却しようとしているという観測がここのところ議論されているが、ギリシャは250キロメートルを射程圏内に収めるスカルプミサイルを配備した。

ギリシャはフランスから250キロメートルを射程圏内に収めるミサイルを購入した。配備されたスカルプ・ミサイルは、ミラージュ2000-5戦闘機で使用される予定だ。タ・ネア紙はスカルプ・ミサイルが現在、タナグラにあるスィセアス空軍基地にあると報じている。

同紙は、これらのミサイルによってギリシャが初めてトルコに対し軍事的に有利な立場に立ったとの見解を示した。同紙に掲載された図によると、ミサイルが西トラキアのメリチ地方から発射されればイスタンブルを、ミディッリ(レスボス)島やロードス島から発射されればエーゲ地方の全てや内陸アナトリアの一部が射程範囲に収められるという。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:17511 )