アルトヴィンで洪水被害、2名死亡
2009年09月23日付 Radikal 紙


アルトヴィン県ボルチカ郡での豪雨により4名が命を失い、倒壊家屋の下敷きになった1名の捜索が続けられている。

 昨日朝降り出し日中に強さを増した降雨により郡の諸地区、村において被害、死者が出ることとなった。カレ村デュズハンラル地区では豪雨の結果発生した地滑りにより、7戸の家屋への被害の他、エンギン・デミルジ村長が所有する4階建ての建物が地中へと埋まってしまった。倒壊家屋の下敷きになった33歳のギュルスム・デミルジさんは命を失い、3歳の娘ベイザ・デミルジちゃんは負傷者として救出され、ボルチカ国立病院での応急処置の後、移送されたアルトヴィン国立病院で治療を受けた。倒壊家屋の下敷きになったと発表された55歳のハジェル・デミルジさんと17歳のネシェ・デミルジさんの遺体も倒壊家屋から運び出された。64歳のアリ・デミルジさんについては捜索活動が行われている。
 デミルジレル村のオルマンル地区で家屋の1階が浸水したナフィイェ・シムシェキさんも命を失った。
 ムスタファ・イェムリハルオール・アルトヴィン県知事も早い時間帯に被害地域を訪れ視察を行い、救出活動に関する報告を受けた。

■道路に被害が出た
 渓流の氾濫と道路の一部の損壊のためホパ―ボルチカ間の国道では交通規制が敷かれている。救急通路に配置された交通警察隊は、救出活動に参加する車両の通行のみを許可している。道路では渓流の氾濫が運び込んだ物の堆積が原因で小型車両の通行が不可能になっている。ボルチカ―カレキョイ間のチュハラ渓谷の氾濫の結果、周辺の住居に大きな被害が出た。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:17515 )