集合住宅局(TOKİ)の貧困層向け住宅、倍率11倍
2009年10月02日付 Milliyet 紙

集合住宅局(TOKİ)が今年8月、イスタンブルのカヤバシュにある住宅7898戸の販売を開始したところ、2万件を超える応募があった。

しかしエルドアン・バイラクタル理事長は、この数字は十分でないとし、「実際にイスタンブルに住んでいる人々が住宅を購入できるようにと、条件を多少厳しくしました。これがもっと緩ければ、6万件くらいの応募があったでしょう」と語った。

団地タイプと低所得者向けの住宅は、およそ2倍の応募数に留まったが、貧困層向けで、月々100リラの支払いで販売される住宅に対しては、戸数の11倍を越える応募があった。特に貧困層向け住宅は、1件につき平均12.5人が応募したことになる。カヤバシュで販売が開始された貧困層向けの504戸には6321人が応募、これに対し低所得者向けの5275戸には10856人、団地タイプの1809戸には3380人の応募があった。

バイラクタル理事長は、公社による4万戸を初めとして、およそ6万戸の住宅をこの地域で建設する予定であると述べた。4万戸の建設は短期間で完成させる予定であり、今後は、オスマン時代やセルジューク時代の邸宅建築の特徴をもつ街区の建設を計画しているとした。集合住宅局はこれまで、イスタンブル-ハルカル・アタケントに作られる「国際自然・レクリエーション・パーク」に関するプロジェクトの入札を2度にわたりキャンセルしている。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:17576 )