ハカン・シュクリュ、ビルゲ村の孤児たちとサッカー
2009年10月04日付 Zaman紙

44人が殺害されたマズダー郡ビルゲ村で、親族を失くした子供たちは元トルコ代表サッカー選手のハカン・シュクリュと数名のアーティストが参加したイベントで元気づけられた。

マルディンスポーツクラブ会長のテキン・アルカン氏が主催したコンサートやイベントに参加するためにマルディンへやってきたハカン・シュクリュ氏、アーティストのメルテン・ジュンブル氏、アリ・シャン氏、ジョシュクン・サバ氏、ムラト・クルシュン氏、ベドリ・アイセリ氏らが21カスム・スタジアムでビルゲ村の子供たちと相見えた。

アルカン会長とムラト・クルシュン氏が加わったチームとハカン・シュクリュが入ったチームで行われたサッカーの試合は2-2の引き分けという結果になった。ビルゲ村の子供たちと行った試合ではシュクリュ氏は1ゴールを決めた。

子供たちの関心の的となったシュクリュ氏は、マルディンとビルゲ村で受けた関心の高さに非常に満足したと話した。

マルディン滞在は自分にとって特別な喜びであると明かすシュクリュ氏は次のように述べた。
「これからはここにもっと頻繁に訪れよう。若い仲間たちと一緒にいるのはとてもうれしい。私やとても才能あるスポーツ選手の友人達は機会あるごとにスポーツで支援をするつもりだ。ここには才能や潜在能力がある。このことは前から知っていた。今後ここにあるとても重要な才能が(秘めている)サッカーの情熱を評価したいと望んでいる。願わくば、マルディンと国家のために、素敵なことをしたい。ここで育った若者たちが一層特別な気持ちをもってナショナルチームで勝利から勝利へと駆けめぐると信じている。彼らをとても気に入った。彼らをイスタンブルに招いた。私の家で歓待するつもりだ。みなさんが彼らの支えになることを望んでいる。精神的な支えこそが、かれらのためにとても重要である。幸せは彼らがもつ至極当然の権利である。」

シュクリュ氏と同じチームになったビルゲ村のマフスン・チェレビ君(15)はとても興奮しながら、「僕達はハカン・シュクリュの大ファンです。彼と同じチームになれたのは大きな幸せです」と話した。

マルディンスポーツクラブのアルカン会長もハカン・シュクリュとその他のアーティスト達に感謝した。

ビルゲ村の村長アブドゥッラフマーン・チェレビ氏は、イベントのおかげで子供たちのストレスが吹き飛んだと説明しながら、「子供達はあのように楽しんでいるときは母親や父親を忘れられる。ストレスが吹き飛んだ。ハカン・シュクリュ氏や、アーティスト達にはとても感謝している。我々を気にかけてくれた。子供達を抱きしめてくれた。こうして楽しんでいる子供達を見ると、まるであの辛い日々を経験などしてはいないかのようだ。母や父がいるかのようにふるまっている。この子供達の喜びは私にとって格別な幸せである」と述べた。

マルディン県知事のハサン・ドゥルエル氏もまた、シュクリュ氏と他のアーティスト達に、イベントを協力した支援に対して感謝し、プレートを贈呈した。

■ フォークソング、“お母さん”に感動

ビルゲ村の住民たちは、サッカーの試合のあとステージに登場したアーティスト、アリ・シャン氏の歌うトルコフォークソングを楽しんだ。

ビルゲ村から来た人のためにスタジアム内にしつらえられた場所に移ったアーティストのアリ・シャン氏は女性の人達と一緒にトルコフォークソングを歌った。

殺人事件で親族を亡くしたファトマ・チェレビさんはアリ・シャン氏に村で殺された女性達のために“お母さん”という曲を歌ってほしいと頼んだ。チェレビさんのこの要望はスタジアムで感傷的な時を生んだ。

イベントは、マルディン共和国検事長のフェフミ・ユルマズ氏、県警本部長のセルダル・メリチ氏のほか、たくさんの人々が鑑賞した。

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(翻訳者:猪股怜香)
(記事ID:17584)