公務員給与引き上げー最低は1044リラ(63000円)
2009年10月05日付 Radikal 紙

政府は公務員の給料を来年、2度に渡って各2.5%ずつの値上げを行うことを決めた。来年以降は公務員の最低給与は1044リラ(約63000円)へと引き上げられる。

メフメト・スィムシェク財務大臣は、来年公務員に対し、政府が提示する割合で給料の値上げをすると発表した。政府は、公務員の給料を来年2度に渡って各2.5%ずつ値上げすることを提案し、この結果、公務員の最低給与は2010年1月1日時点で25.47リラ(約1500円)増の1044リラ(約63000円)へと引き上げられる。

社会保障費などを除いた計算では、公務員の給料は2010年1月以降上半期の時点で25.47リラ(約1500円)から115.26リラ(約6900円)の間で増加する見通し。
首相府政務次官の給料は、2010年1月時点で現在の4610.25リラ(約27万8千円)から115.26リラ(6900円)増の4725.51リラ(約28万4900円)へと上がる。
公務員の給料のうち最も低い、新任の用務員が受け取る初任給1018リラ(約6万円)は、2.5%増により2010年時点で25.47リラ(約1540円)上がる。その結果来年には上半期時点で1044リラ(約6万3千円)になり、7月以降は1070.40リラ(約6万4千円)に上がる。
また、2010年1月1日以降弁護士の給料は43.54リラ(約2600円)増(16年勤務している場合)、教師の給料は34.96リラ(約2100円)、イマームの給料は32.42リラ(約1960円)、看護師の給料は30.91リラ(約1860円)、高卒の公務員の給料は26.84リラ(約1620円)増となる。
さらに、下半期には首相府政務次官の給料は4834.65リラ(約29万円)へと上がる。


■誰がいくら稼ぐことになる?
左から順に、職業・等級号俸・2010年1月時点の月収・2010年7月時点の月収

首相府政務次官: 1等級4号俸 4725.51リラ(約28万5千円) 4834.65リラ(約29万円)
専門医: 1等級1号俸 1847.89リラ(約11万1千円) 1894.09リラ(約11万4千円)
弁護士: 2等級1号俸 1785.03リラ(約10万7千円) 1829.66リラ(約11万3千円)
技官: 2等級2号俸 2122.35リラ(約12万8千円) 2175.41リラ(約13万1千円)
教師: 3等級1号俸 1433.38リラ(約8万6千円) 1469.22リラ(約8万8千円)
部局管理職: 3等級2号俸 1350.86リラ(約8万1千円) 1384.64リラ(約8万3千円)
公務員(大卒): 3等級2号俸 1155.64リラ(約6万9千円) 1184.54リラ(約7万1千円)
宗教関係者(ムエッゼィン、イマーム、ハティプ): 3等級2号俸 1328.95リラ(約8万円) 1362.18リラ(約8万2千円)
公務員(高卒): 6等級1号俸 1100.4リラ(約6万6千円) 1127.91リラ(約6万8千円)
運転手(高卒): 6等級1号俸 1100.4リラ(約6万6千円) 1127.91リラ(約6万8千円)
看護士、助産師、保健師: 6等級3号俸 1267.32リラ(約7万6千円) 1299.01リラ(約7万8千円)
用務員(小学校卒): 9等級2号俸 1061.56リラ(約6万4千円) 1088.1リラ(約6万5千円)
用務員(新任): 15等級1号俸 1044.29リラ(約6万3千円) 1070.4リラ(約6万4千円)

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:17595 )