ディヤルバクル・スポーツ会長、VOAインタビューで「自分たちはクルド人のチーム」
2009年10月07日付 Milliyet紙

ブルサで行われたブルサ・スポル対ディヤルバクル・スポル戦の際に起こり、長い間トルコを騒がせていた出来事に関して、VOA(Voice of Amerika/「アメリカの声」ラジオ)にクルド語で話したディヤルバクル・スポルのチェティン・シュメル会長が興味深い説明をした。2000万人のクルド人がディヤルバクル・スポルを支持すべきであると述べたチェティン会長は、「私たちは国家からの援助を求めることができません。求めたときには、私たちは(トルコ)国家のチームであると言われてしまいます。我々は国家のチームではなく、ディヤルバクルの、そしてクルド民族のチームなのです」と述べた。VOAで放送された番組に電話回線で参加しクルド語を話したチェティン会長は、ブルサで行われたブルサ・スポル対ディヤルバクル・スポル戦で自分たちはひどく侮辱されたとし、「みな我々がクルド人であると知っています。政治的で悪質なスローガンを投げかけました。ディヤルバクルから来た観客に石を投げつけました。誰であろうと我々を不当に扱うことはできません。(これに対し)我々もリーグから脱退するとサッカー連盟に伝えました。このためトルコのメディアもこの出来事を大々的に取り上げました。なぜなら私たちが受けた差別と不当な扱いは明らかであったからです」と話した。

■「トルコの国旗を広げ、まるで私たちが別の国から来たようだった」

ディヤルバクル・スポルのチェティン・シュメル会長はブルサへ行ったとき、試合の前にスポーツとは兄弟愛であり、スポーツの場に政治は持ち込まれない旨の発言をしたと述べ、「しかし彼らは計画的に私たちに向ってきました。トルコの国旗を広げました。まるで私たちは別の国から来た別の国民のようでした。私たちにひどく不当な扱いをしました」と話した。試合の後、公正発展党(AKP)の幹部が自分たちに電話してきたと述べたシュメル会長は、「AKPの関係者はこの出来事は容認できないとし、私たちを支持していること、ディヤルバクル・スポルの味方であると述べた」と語った。

■「我々は国のチームではない、ディヤルバクルのチームだ」

シュメル会長はさらにクルド人に対しスーパーリーグにいるディヤルバクル・スポルへの支持を求め、「私たちはインフラ整備と金銭面でとても困っています。誰も私たちを援助しようとしません。今日オスマン・バイデミル広域市長を訪問しました。ディヤルバクル・スポルを利用しているものがいること、限られた可能性の中で今日までやって来たことを伝えました。バイデミル市長は私たちを支持すると言いました。しかし今日まで市からの援助をまったく受けていません。私たちは国からの援助を求めることができません。求めると「(トルコ)国家のチームだ」と言われてしまいます。私たちはディヤルバクルのチームであり、クルド民族のチームなのです」と述べた。シュメル会長は次のように言葉を終えた。「2000万人の同胞がいます。私たちは彼らにこのクラブチームを支持して欲しいのです。この支持によって私たちのチームが世界で知られることを望んでいます」

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(翻訳者:釘田遼香)
(記事ID:17607)