トルコ・アルメニア合意文書署名の舞台裏―ロシア外相のメモが決め手?
2009年10月12日付 Milliyet 紙

■ラヴロフ露外相からナルバンジャン・アルメニア外相へ「静かに合意書にサインして、退席せよ」メモ

スイスのチューリッヒ市で土曜日、トルコとアルメニアの外務大臣の間で合意文書へのサインに至る前に生じた危機が、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣のメモにより解決されたとの情報が流れている。

ロシアの主要紙「コメルサント紙」は、チューリッヒ大学で生じた混乱を、署名式に参加したロシアのラヴロフ外務大臣が解決したと伝えた。アゼルバイジャンでも掲載された記事によると、緊張が高まったのを受けラヴロフ大臣は、アルメニアのエドワルド・ナルバンジャン外相に「静かに合意書にサインして、退席せよ」と書かれたメモを手渡した。ナルバンジャン外相は、ラヴロフ露外相の指示に従って署名せざるを得なかったという。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:下中菜都子 )
( 記事ID:17642 )