本日トルコ・アルメニア・サッカー公式戦、準備すすむ
2009年10月13日付 Milliyet紙

ブルサで明日14日に行われるトルコ-アルメニア戦へのアゼルバイジャン国旗持ち込みを禁止していたブルサ県知事シェナベッティン・ハルプト氏だが、直前になって禁止を取り消す決定をした。知事は「私はアゼルバイジャン国旗を入れるな、とは言っていない。スタジアムで国旗が悪用されないようにと言ったのだ。アゼルバイジャン国旗を掲げて不正な行為やスローガンが行われることには反対だ。国旗が悪用されてほしくないし、良くない事が起こる機会を与えてはならない。論点はアゼルバイジャン国旗の禁止ではない。もし他の目的に利用しないのであれば、もちろんブルサの観客は旗を持って試合に来ることができる」と話した。

■訴訟が起こされた
一方で、観戦のためにコンヤからブルサを訪れたメフメト・カラカヤ氏は、知事によりスタジアム持ち込みが禁じられたアゼルバイジャン国旗を試合の場に登場させるため、ブルサ第一裁判所に禁止の停止または取り消しに関する訴訟を起こした。

■知事は「国旗を入れるなとは言っていない」
ブルサで明日14日に行われるトルコ代表とアルメニア代表のサッカーの試合へのアゼルバイジャン国旗持ち込みをブルサのシェハベッティン・ハルプト知事が禁止していたが、直前に禁止を取り消す決定が下された。試合1日前に禁止から方向転換したハルプト知事は「私はアゼルバイジャン国旗を入れるなとは言っていない、スタジアムで国旗が悪用されないようにと言ったのだ」と発言。知事は会見で、「アゼルバイジャン国旗を掲げて不正な行為やスローガンが行われることには反対だ。国旗が悪用されてほしくないし、良くない事が起こる機会を与えてはならない。論点はアゼルバイジャン国旗の禁止ではない。もし他の目的に利用しないのであれば、もちろんブルサの観客は旗を持って試合に来ることができる」と話した。
一方、観戦のためにコンヤからブルサを訪れたメフメト・カラカヤ氏は知事によりスタジアム持ち込みが禁じられたアゼルバイジャン国旗を試合の場に登場させるためブルサ第一裁判所に禁止の停止または取り消しに関する訴訟を起こした。裁判所が判決を下す前にシェハベッティン・ハルプト知事はアゼルバイジャン国旗の禁止を取りやめた。

■1万5千本の旗が配られた
「サルキシャン(アルメニア大統領)はブルサに来るな」というキャンペーンを行い、5万人の署名を集めたトルコ・公務員組合ブルサ支部長のセルチュク・チュルクオール氏は、自らも参加するグループ「“我らはみなメフメトである”プラットフォーム」がアルメニア戦に向け、スタジアムへのアゼルバイジャン国旗持ち込み禁止に反対するため1万5千本アゼルバイジャン国旗を作らせ、その大部分を配ったと話した。グループは旗がスタジアム以外、住宅や会社にも掲げられることで、人々にこのことを認知してほしいという意図で旗を作り、手元に残った旗500本は試合前にスタジアム周辺で配るという。チュルクオール氏はハルプト知事が禁止の取りやめに関して同グループに電話して来たことを明らかにし、「知事はスタジアムにアゼルバイジャン国旗を持ち込むことは禁止ではなく、トルコとアゼルバイジャンの国旗は同等でありその持ち込みを禁じることなど論外だ。これは喜ばしい進歩だ。トルコ代表を、トルコとアゼルバイジャンの国旗で応援しよう」と語った。
アゼルバイジャン文化協会ブルサ支部長で薬剤師のハンダン・アスケラン・トン氏は、アルメニア戦でアゼルバイジャン国旗の持ち込みが認められたことを喜びを持って迎えたいと話した。同氏はさらに「禁止が取り消されたことに、もちろん非常に満足しています。自由な国家の国旗が禁止されるほど理不尽な事件はありえない。我々とアゼルバイジャンは兄弟だ。トルコ国旗がアゼルバイジャンではためいているのにブルサでアゼルバイジャン国旗が禁止されるなどありえないことだった。常識が勝ったのだ。良い試合になるだろう。アルメニアは自由な、自由なトルコ人住む国であるナゴルノ・カラバフを占領している。ここでなされた約束により、エリバンで行われたアルメニア戦で各国の旗が掲げられた。アブドゥッラー・ギュル大統領は、これを不快に思わなかった。世界が認める国家の旗にアルメニア大統領も不快感は示すべきではない。素晴らしい試合になることを期待している」と述べた。
アルメニア戦に向け、アゼルバイジャンを支持するため多くのオフィスの前や住宅のバルコニーがアゼルバイジャン国旗で飾られた。

■労働党、至福党からアルメニアに反発
アルメニアのトルコに対する態度を批判するため、労働党のブルサ県本部と至福党のブルサ県青年支部が記者会見を開いた。市の中央広場で記者会見を行った労働党ブルサ県本部は、アゼルバイジャン国旗の件に触れながらアルメニアとトルコの間で結ばれた合意文書を批判。メフメト・アランベル労働党ブルサ県本部長は今月10日のアルメニアとの合意文書への調印前に、アルメニアのナルバンタン外相がアルメニアはナゴルノ・カラバフ問題でトルコと話し合うつもりはなく、虐殺の主張もやめるつもりはなく、カルス条約は効力を持っているという発表をしていたことが明らかにした。労働党に続きブルサ広域市庁舎前で記者会見を行ったメフメト・トルン至福党ブルサ県青年支部長は、AKP(公正発展党)はトルコとアルメニアの間で署名された合意文書により自らの権力を保持しようとしていると強調した。

■アルメニアを応援する観客はいなくても1000席確保
アルメニア戦が行われる予定のブルサ・アタテュルクスタジアムでは最終確認が行われている。FIFA議定書に従い、アルメニア側の観客が来ない場合も1000人分のスタンド席がサポーターのために確保されるという。大統領の警護者たちはスタジアムで調査を行い、セキュリティ対策を確認した。スタジアムには貴賓席150席が確保され、既存の記者席は下へ拡大され400席に及ぶという。スタジアムを訪れたアルメニアの記者たちは周辺のサポーターにインタビューを行った。

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(翻訳者:川原田喜子)
(記事ID:17654)