イラク訪問中のエルドアン首相、バグダッド鉄道建設などで合意
2009年10月15日付 Hurriyet 紙

トルコとイラクとのあいだで、国境検問所の数が3つに引き上げられること、イスタンブル–バグダッド間に鉄道を建設することが決定された。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と同行した代表団は、バグダッドでイラクの政府関係者と会合した。両国の政府関係者の間で行われた会合では、イラクとトルコの間の国境検問所の数を3つに引き上げることが合意された。アフメト・ダヴトオール外務大臣は、会合後に行われた会見で、イスタンブル–バグダッド間に鉄道が建設されるとの情報を伝えた。

代表団による会合以外にも、エルドアン首相は、イラクのヌーリー・アル・マリキ首相や、タールク・アル・ハーシミー副大統領、アーディル・アブドゥルマフディー副大統領とも、それぞれ別々に会見した。

エルドアン首相のイラク訪問中に行われる予定のトルコ・イラク高等戦略協議会共同内閣会議の間に、計48の同意覚書に署名がされる予定である。情報によると、すでに、貿易、内務、公共・住宅建設、保健、運輸、水源とその周辺域、エネルギー、農業に関する同意覚書に署名が行われた。

代表団による会合では、別に安全保障協定にも署名される。一方、「テロとの戦い協定」についても話し合いが続けられていることがわかった。

■「キルクークは特別な像法的地位を持つべきだ」

CNNトルコは、タイイプ・エルドアン首相がイラクにおける交渉のあと、「キルクークには特別な法的地位が与えられるべきだ。キルクークを民族分布の要素からだけ考えるべきでない」と話したと伝えている。

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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:17668 )