新型インフルエンザ対応、イスタンブルで休校措置
2009年10月23日付 Radikal 紙

ギュレル県知事の会見「10月30日の金曜日 イスタンブルで学校は新型インフルエンザ対応の為、休校」

イスタンブルのムアッメル・ギュレル県知事は、10月29日の独立記念日の翌日、新型インフルエンザ対応の消毒作業を行うとして、10月30日の金曜日は県内の学校に休校措置をとることを発表した。

ギュレル県知事は、レジェプ・アクダー保健相が新型インフルエンザの感染について報道機関トップへ説明する催し物が開かれるタクスィム・ハイイェットリージェンシーホテルにきた際、県内の新型インフルエンザ対策について報道陣の質問に答えた。ギュレル県知事は、来週、インフルエンザ対策のために学校を消毒する作業を行う予定であるとし、「29日の独立記念日と、翌日の金曜日に跨る形で、また、次の土日も合わせて、特別清掃と消毒を、それを望む学校において実施する予定です」と述べた。ギュレル知事は、「ということは、10月30日を休校にするということでしょうか?」という質問に、「その通りです」と答えた。

ギュレル県知事は、イスタンブルでは、16の学校で、異なる学年の28人の生徒に感染者が出たこと、この生徒たちは自宅で治療を続けていること、一部の児童の治療は完了したことを明らかにした。また、「新型インフルエンザが原因で病院に入院している患者はいません。41名の患者のうち、28名が子供で13名が成人です。最初の感染者が見つかった5月から現在までに、イスタンブルで確認された感染者数は280名前後です。どの感染者も、深刻な状況には陥っておりません。我々は諸対策や、予防作業を継続しております」と述べた。

ギュレル知事は各学校においても必要な指導が行われており、トイレ、洗面所、机、水道、蛇口等の消毒が行われていると述べた。感染者数がそれほど増えていないことにも触れたギュレル県知事は、ひとつの学校で感染者がでても、必要な処置を取られていれば、その生徒が他の生徒と接触しない限りは、困ったことにはならないという見解を付け加えた。

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( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:17725 )