ダヴトオール外相、バルザーニー・クルド自治政府議長と会談
2009年10月30日付 Yeni Safak 紙

ダヴトオール外相は、「アルビルでの総領事館設立を決定した」と発表した。(北イラク・クルド人指導者の)マスード・バルザーニ氏も「トルコにおける(クルド問題に関する)民主的解決策の枠組みで踏み出された歩みを我々は支持する」と述べた。


アフメト ・ダヴトオール外相は、北イラクにおける(クルド)自治区の指導者であるマスード・バルザーニ氏と同じビジョンを共有したと述べ、アラブ人、クルド人、トルコ人が一丸となって新たに中東を創っていくこと、そしてその為の思い切った一歩を踏み出す時がきた と述べた。

ダヴトオール外相 は両代表団の会合ののち、アルビルでバルザーニと行った共通記者会見において、様々な案件で十分な話し合いが行われたことを明らかにした。

イラクの人々を親戚のように思っていると語ったダヴトオール外相は、アルビルでの総領事館設置を決定したこと、そして、領事館の早急な開設を望んでいることについても言及した。マスード・バルザーニ氏もまた、ダヴトオール外相の来訪が重要なステップであると述べて、中東情勢は現在、微妙な時期にあり、このような時期にこういった来訪があることは、非常に重要な意味があると語った。バルザーニ氏は、昨今のトルコが(クルド問題に関する)民主的解決策の枠組みで示した行動を支持し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とダヴトオール外相の決断に敬意を表すると述べた。

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( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:17773 )