別荘管理人の若妻、3人の悪魔の犠牲に:子供を殺すと脅されて
2009年11月12日付 Jam-e Jam 紙

【事件部】3人の悪党が別荘の管理人男性の部屋に押し入り、その妻に対して、自分たちの悪魔の要求に従わなければ、1歳になる子供の首を夫妻の目の前で切り落として殺すと脅し、禍々しき計画を実行に移すという、凶悪事件が起きた。

 ジャーメ・ジャム紙によると、ある男性から〔テヘラン北東35キロの村〕ラヴァーサーナート警察110番緊急センターに、泣きながら警察官らの助けを求める通報があった。

 通報を受け、捜査官らは、とある別荘に急行した。そこで捜査官らが目にしたのは、警察に助けを求める別荘管理人の男性の姿だった。管理人の男性は捜査官に、次のように訴えた。「日没の頃、家のチャイムが鳴りました。戸を開けると、ナイフやダガーを手に持った3人の悪党が別荘に押し入り、私と妻に殴りかかってきました。私は部屋に連れて行かれ、手足を縛られました。そして、まだ年端もいかぬ私たちの子供を殺すと脅して、私の若妻を乱暴し、その場から逃走しました」。

 男性の供述に対し、若妻も号泣しながら、夫の話を認める供述を行った。「彼らは私を乱暴した後、その場から逃走しました。夫の手足を縛っていたひもをほどいた後、私たちは警察に通報しました」。

特別指令

 事件発生を受け、首都テヘラン第1署による捜査が始まった。大規模な捜査の結果、3人の容疑者は地域周辺で何度も犯罪行為を目撃されたことのある悪党であることが判明した。

 この悲痛な事件について、ある関係筋はジャーメ・ジャム紙に次のように明かした。「この事件をめぐって大規模な捜査が行われ、まず悪党3名の似顔絵が作成された。容疑者らの身元を割り出すと、捜査特別チームはそのうちの2名の容疑者の居場所を特定、ラヴァーサーンにある独身用アパートにいるところを逮捕した。容疑者2名の身柄を警察署に移すと、容疑者らは以前、別荘の管理人をしている男性の若妻を目撃して婦女暴行を計画、家に押し入り、夫妻の子供を殺すと脅して、凶行に及んだことを自供した」。

〔後略〕

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:17889 )