治安維持軍総司令官「キャフリーザク医師死亡事件は司法が捜査中」
2009年11月22日付 Mardomsalari 紙

一部当局者が「自殺」と発表したキャフリーザク拘置所勤務の非常勤医師死亡事件について、ジャーナリストらはいまだ高い関心を持って追い続けている。

 新たに任命された国境警備隊司令官の就任式に出席した治安維持軍総司令官は、記者団を前に同事件についての質疑に応じ、「キャフリーザク拘置所勤務の医師死亡事件は現在、司法当局によって捜査が行われているところだ。この人物についての質問は、事件担当の判事に訊いてほしい」と述べた。

 同総司令官はさらに、「しばらく前に命を落としたキャフリーザク拘置所勤務の医師は、病人に対し適切な診察を行わなかったとの容疑がもたれていた」と明かした。

 検察庁に呼び出しを受けていたとされるこの医師の容疑について、質問に答えたエスマーイール・アフマディー=モガッダム総司令官はさらに、「すべては担当判事に委ねられている。法医学による結論がそのうち発表されるはずだが、それまではまだ時間がかかるだろう」と続けた。

 同総司令官はその上で、「この医師は、病人に対して適切に診察を行わなかったと言われている。しかしすべては担当判事に委ねられている。本件の詳細については、司法当局に訊いてほしい」と続けた。

〔後略〕

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:17950 )