在英イラン大使館、オックスフォード大学の「ネダー奨学金」計画に抗議
2009年11月11日付 Iran 紙

ロンドンにあるイラン・イスラーム共和国大使館は、オクスフォード大学クィーンズ・カレッジが最近、「ネダー・アーガーソルターン奨学金」の創設を決めたことに反発する姿勢を示した。

 在英イラン大使館はオクスフォード大学学長に宛てた手紙のなかで、イラン人大学生を獲得するために、同大学が哲学科に殺害された女性の名前を冠した奨学金を創設したことに対して、「驚くべき決定だ」と指摘し、この動きには政治的な動機が関係しているとした。

 イラン大使館はさらに、イラン大統領選挙後の一連の事件にイギリスのマスコミが特別な役割を果たしたことに加えて、オックスフォード大学までもがイランの内政問題に介入したことは、同大学の学問的信用に傷をつけ、同大学がアカデミックな目標から乖離して、政治的欲望に奉仕するきっかけを作るものだと指弾、このような行動は同大学が有するステータスや目標にそぐわないばかりか、イラン・イギリス両国の相互関係の改善にも何ら貢献しない、と断じた。

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( 翻訳者:岡本詩織 )
( 記事ID:18081 )