ダマスカスでユヌス・エムレ文化センター開館へ
2009年12月20日付 Zaman 紙

シリアの首都ダマスカスでユヌス・エムレ文化センターが開館される。

トルコ・シリア関係のここ数年での急速な進展で、シリアの人々のトルコ語やトルコ文化への関心が高まった。このため、ドイツのゲーテ文化センター、スペインのセルバンテス文化センターに似た活動を行うユヌス・エムレ文化センターを開館して、シリアの要望に応える予定である。

センターではトルコ語のクラスに加えてトルコ文化を扱う講座やプログラムが開設される予定である。

ダマスカスでのユヌス・エムレ文化センター開館に関する協定は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が12月22日にダマスカス訪問をする際に調印される。ダマスカスに開かれるセンターは、トルコの在ダマスカス大使、文化・広報官、ダマスカスに在住するトルコの著名な実業家、学者や芸術家の中から選ばれた3人によって運営される。

協定によりシリア側も似たようなセンターをトルコで開設する予定だ。

センターは特に、トルコ語を学びたいシリア人の要望に応えることが期待されている。ダマスカスにあるトルコ文化センターで続けられているトルコ語講座は要望のわずか一部しか叶えることができていない。トルコ文化センターでは2講座、2名の講師でトルコ語を教えている。年に4回開講されるトルコ語の講座は2カ月半継続し、各講座に40人の受講者の受け入れが可能だ。講座に参加したいけれども、講師やクラスの不足のために何百人ものシリア人の申し込みが断られているという。

ユヌス・エムレ財団は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、アルバニアに続いて3番目のセンターをシリアで開設することになる。

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:18109 )